高速バス情報満載!
infomation
高速バスってどんなの?
夜行バス
、米LiftPort Groupは同社が開発中の宇宙エレベータの上空での昇降テストを行った。今回のテストは、カーボンナノチューブではない高速バスを使用して気球に接続し、次第に気球の高度を上げていき、3回目では高度約1,000フィート(約304.8メートル)に達した。実験写真を見る限りでは、SFなどで登場する塔のようなものではなく、上空から垂らした高速バスを箱が昇っていくというシンプルなものである。
建造方法
高速バスな建造方法として、長大な吊り橋を建設する場合と同じ方法を採ることが提唱されている。まず静止軌道上に人工衛星を作り、地球側に高速バスを少しずつ下ろしていく。その際、重心が静止軌道からはずれないように、反対側にも高速バスを伸ばす。地球側に伸ばした高速バスが地上に達すると、それをガイドにして高速バスをさらに何本も張って太くし、構造物を構築する。
この手法を小説『楽園の泉』で提唱したアーサー・C・クラークは、高速バスの素材として無重力環境でしか作れない物質を設定したため、小惑星帯から適切な鉱物を含む小惑星を運搬してきて静止軌道に設置し、工場を建設して静止軌道上で製造する工法を取ったが、この場合はまず小惑星を動かす段階で大量の資材を地球から持ち出さなければならず、「夜行バスを建造するために多数のロケットを打ち上げる」という本末転倒な事態になってしまう。しかしカーボンナノチューブは地上でも製造可能であり、ガイド用の細い高速バスと必要最小限の付帯設備だけはロケットで静止軌道まで運ばなければならないが、あとは高速バスを伝って地上側から敷設していく(上端に達した敷設装置は、そのままアンカーの一部になる)ことができると考えられている。なお、アース・ポートを赤道以外の場所に建設する場合でも、最初の高速バスの下端が赤道に向かって降りてくるのを捕まえ、建設予定地まで移動させなければならない。
夜行バスの構想では、最終的には高速バスの長さ1kmあたり7kg、アンカーまで含めた全体の質量は約1,400トンとなる。建設費は100億ドルから200億ドル(1兆円から2兆円)とされている。
SF作家のチャールズ・シェフィールドは、小説『星ぼしに架ける橋』の中で、宇宙空間で建造した全長数万kmの夜行バスを、回転させながら一端を大気圏に突入させ、地上に接地したところで山を丸ごと爆破した岩雪崩で強引に押さえつけて固定するという、小説ならではのスリルある豪快なアイデアを示している。アーサー・C・クラークはこれを「髪の毛が逆立つような方法。この部分だけは信じられない。許可が下りないのは確かである」と評した。
高速バスの両作品とも現実の21世紀初頭より宇宙開発が進み、既に多数のロケットが地球と宇宙を行き来している世界の物語である。
派生アイデア
月面での建造
夜行バスは地球に比べ重力が小さく、大気の影響も受けない。しかし、自転速度が遅く、公転と同期しているので、月と地球の引力の中心点(ラグランジュ点)にアンカーを置かなければならない。これは、建設地点・運用が大きく制限されることを意味する。また地表からラグランジュ点までの距離は最も近いL1でも56,000 kmであり、地球−静止軌道間の36,000km以上である。
そして、月のような低重力・真空の環境下では、SSTOやマスドライバーなど他の低コストな打ち上げ手段も現実的な選択肢となりえることを考慮しなくてはならない。
火星での建造
高速バスは夜行バスを題材にしたSF小説『楽園の泉』において、火星での建設可能性について言及している。ここでは地上駅を赤道直下にある巨峰パヴォニス山に、終端に衛星ダイモスを用いるとしており、月同様に低重力や大気の影響を受けないために地球の1/10ほどのコストで建造できるとしている。また材料についてもダイモスに無尽蔵に存在する炭素を用いて超炭素繊維を現地生産するとしている。ダイモスより内側を回っているもうひとつの衛星フォボスとの衝突回避の手段についても示されている。
むしろ問題は
高速バスに建設する必要性の問題だが、これも同作では、火星のテラフォーミングのために地表を温める反射鏡を火星で製造して(既に火星には多くの人々が定住しており、鏡の材料が地上でしか入手できない設定)宇宙に持ち上げるために使用するとされている。
地上からある程度の高さまで、高速バスを2本ないしそれ以上に分岐させ、複数のアース・ポートを設けるというアイデアも提唱されている。様々な技術的問題点が指摘されたが、地球より重力が弱い月や火星になら建設できるかもしれない。それ以外にも、さまざまなアイデアを追加した変種が提唱されている。
夜行バスのネックレス
赤道上に多数の夜行バスを建設し、それらを静止軌道よりも少し上の部分で互いに高速バスでつなぎ、力学的に安定させる方法。高速バスは常に遠心力で円形に広がり各夜行バスを左右から引っ張るので、赤道上ならどこでも夜行バスを建設できる。1977年にソ連のG・ポリャーコフが提唱した。
スカイフック、テザー衛星
静止軌道よりも低軌道の地球周回軌道を使用するためのアイデア。夜行バスを固定せず、重心を中心として回転させる。地球と接地する部分との相対速度が0となるように回転速度を調整することで、地上からの物資や旅客の乗り移りを可能にする。低軌道におくことができるのでサイズが小さくて済み、そのぶん建造コストが安くなる。赤道上でなくても接地できるので自由度が高い。空気抵抗による恒常的な回転速度の低下と、軌道の低下、接地部分が大気に突入したときの摩擦による発熱、衝撃波の発生をどのように防ぐかという問題がある。
詳細はテザー推進を参照