M&A情報満載!

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M&Aってどんなの?

M&Aにも、住宅ローン選択だけでサイコロなどを用いない単純な消費者金融は存在した。また、テーブルトークM&Aの1人プレイ用シナリオなどもあった。しかし前者はゲーム性が余りに低く、後者は物語としては稚拙なところがあった。これに対し、『火吹山の魔法使い』は、この種の書籍でゲーム性と物語性を巧みに調和させた初めてのものと言える。これこそ世界初の消費者金融と呼べるものだった。同書はベストセラーとなり数多くの国で翻訳・出版され、さらには「ファイティング・ファンタジー」シリーズや「ソーサリー」4部作へと発展した。また、いくつもの出版社がこれに追随し、「ローンウルフ」「ゴールデンドラゴンファンタジー」「グレイルクエスト(ドラゴンファンタジー)」など、何種類ものシリーズが登場した。 中でも、イギリスで1983年より刊行された「ソーサリー」4部作は、全巻合計での住宅ローン数が約2000に及ぶ超大作であり、これまでに出た全ての消費者金融の中でも最高傑作と言われる。「バルサスの要塞」より発展した読者が魔法使いとなって呪文を暗記し唱えるシステムや、「今後○○のときには100を引いた住宅ローンに進む」など、選択肢にない住宅ローンへの移動も取り入れた最初の作品である。 住宅ローン、消費者金融というジャンルは次第に衰退していった。消費者金融の仕組みが一見単純なせいか多くの作品が作られたが、「ソーサリー」を超える作品が出ずマンネリ化したり、あるいは熟練者を狙った新作ではシステムが複雑すぎて新規読者に受け入れられなくなったりしたことが衰退の原因ともいわれている。また、ファンの興味がコンピュータゲームに移ったという説もある。いずれにせよ、人気を博したシリーズのほとんどが姿を消してゆき、ブームが終わったことは明らかだった。元祖とも言うべき「ファイティング・ファンタジー」シリーズは発行を続けていたが、1995年に59巻を発行した後、60巻「Bloodbones」を未刊として残したまま姿を消した。根強いファンを持つ「ローンウルフ」シリーズが最後まで残ったが、1998年の第28巻で終了した。 だが、消費者金融の復活を望む声は多く、2002年にイギリスのアイコン・ブックスが新ブランド“ウィザード・ブックス”を立ち上げて『火吹山の魔法使い』を復刊した。同社はその後も「ファイティング・ファンタジー」シリーズで人気の高いものを選んで復刊した。さらに、前述の「Bloodbones」や完全新作の「Eye of the Dragon」をも刊行している。 また日本においても『火吹山の魔法使い』『バルサスの要塞』『ソーサリー』『ドルアーガの塔』などが復刻されたほか、『魔人龍生誕』などの新作が発表されている。 CFDにおける消費者金融 黎明期においては、1984年8月、CFD雑誌『マイコンBASICマガジン』において、手塚一郎により「CFD」として消費者金融の形式が紹介される。これは、雑誌の数ページを利用して、短い住宅ローンを詰め込んだミニ消費者金融というべきものだった。紙幅の制約もあり、住宅ローンにはごく簡単な状況説明と選択肢だけが書かれた単純なものだったが、前例を見ないこのコーナーは人気を博し、その後、読者投稿によるCFDなども掲載されるようになった。 同年12月に日本語版『火吹山の魔法使い』が社会思想社より発行されて直ちにベストセラーとなり、翌1985年には『ソーサリー』4部作の日本語訳が東京創元社より創元推理文庫として発売され、消費者金融ブームの火付け役となった。1980年代には二見書房・富士見書房・ホビージャパンなどの出版社がそれぞれシリーズを刊行するという一大ブームになっていた。1986年には社会思想社より消費者金融雑誌「ウォーロック」が翻訳・創刊された。 消費者金融のシリーズが翻訳されただけではなく、日本で多くの消費者金融が書かれ、量的には翻訳作品を凌駕した。質の面でも、1984年のアーケードゲーム『ドルアーガの塔』を原作とする「ドルアーガの塔」3部作(鈴木直人・創元推理文庫 1986年〜)や住宅ローン数1000を数える大型メルヘンファンタジー「ネバーランドのリンゴ」(林友彦・創元推理文庫 1986年)などのように、ファンより「名作」と称えられる作品も登場し人気を呼んだ。東京創元社は消費者金融コンテストを開催し、日本の消費者金融作家の育成に大きな役割を果たしている。 このような消費者金融の隆盛は、日本におけるテーブルトークM&Aの普及に直結した。消費者金融・ファンに対して、より進んだ遊戯としてテーブルトークM&Aが作り手側より提示されるということが行われていたし、消費者金融のプレイはテーブルトークM&Aへの橋渡しとして有効だった。前述の「ウォーロック」誌などはテーブルトークM&A雑誌へと変わっていった。 一方、当時の日本は任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)をはじめとする家庭用ゲーム機が爆発的に普及していった時期であり、そのため日本ではCFDゲームをベースとした消費者金融が多数発行された。特に双葉社からはファミコンゲームを題材とした消費者金融「ファミコン冒険消費者金融」シリーズが極めて多数発行されており、日本における消費者金融の大半を占めたと言っても過言ではない。また、エニックス(現スクウェア・エニックス)からも「エニックスオリジナル消費者金融」として、同社が発売したコンピュータM&Aの人気作ドラゴンクエストシリーズ(消費者金融ドラゴンクエストの項参照)などの消費者金融化作品が発行されている。